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グラスゴー→エディンバラと移動し、今日はアバディーンからの更新。 スコットランドへ来てまずびっくりしたのが、「独自の通貨を持っている」ということでした。 そういえば以前友人から聞いたことはありましたが、すっかり忘れていました。 グラスゴーでイングランドの£20紙幣を渡したときに£10のスコットランド紙幣がお釣りで帰ってきたのにまずびっくり。 (もっとも、通貨価値は同じなので、イングランド£1=スコットランド£1) しかも、その£10紙幣が何種類か存在していることがわかってさらにびっくり。 好奇心をそそられ、調子にのってわざわざイングランドの£20を出して買い物をし、スコットランドの£10紙幣を収集してしまいました^^; 先ほどからネットでいろいろ調べてみるうちに、次のようなことがわかりました。 1.スコットランド紙幣の発行主体は(1) Bank of Scotland(スコットランド銀行), (2) Royal Bank of Scotland(王立スコットランド銀行), (3) Strathclyde Bank(スライスデール銀行)の3つ。 2.これら発行主体は全て民間銀行である(中央銀行ではない!)。 3.発行主体が3つあるので、スコットランド紙幣の種類は、イギリス(イングランド)紙幣に比べて、単純計算で3倍存在する。(実際には、イギリス=6種類、スコットランド=19種類) 紙幣の写真を載せようと思いましたが、お金の写真を撮るのは気がひけるので、 以下のサイトをご覧ください。 まずはイギリスの紙幣。 http://members2.jcom.home.ne.jp/doranekokazu/greatbritain/greatbritain.html 続いて、スコットランドの紙幣。 http://members2.jcom.home.ne.jp/doranekokazu/scotland/scotland.html そもそもはスコットランドは現在こそ「グレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国」(これイギリスの正式名称ね)の一部ではありますが、1707年までは独立国でした。 スコットランド人が今でもイングランドに対して敵意をもっているかどうかは定かではありませんが、スコットランドの歴史はイングランドとの争いの歴史のようです。 ブレア首相がエディンバラ出身のScottishということもあり、1999年にスコットランド議会が約300年ぶりに復活しましたが、これをもってしても十分でないのか、同議会ではスコットランドの分離独立を主張するスコットランド民族党(SNP=Scottish National Party)が先月の選挙で第一党の座を獲得しました。 スコットランドはイングランドに併合後は地位の低下に甘んじてきましたが、北海油田の発見が契機となり、資源ナショナリズム的考えより独立の動きが活発化したようです。 (もちろん、スコットランドが本当に独立するかどうかは現時点で確かではない。) 今日アバディーン(Aberdeen)の海洋博物館に行きましたが、北海油田関連の展示が沢山ありました。 以前石油に関係する仕事をしていたので、ついつい見入ってしまいました^^ アバディーンは1970年代の北海油田発見後、拠点となって発展した港湾都市なのです。 ・・・話がどんどんそれていってしまいました。。 ちなみに、今月末より首相となる(ことが確実な)ゴードン・ブラウン財務大臣もグラスゴー出身のScottishです。 人気blogランキングへ
by oldyorker
| 2007-06-04 04:35
| 英国文化・歴史
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