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【2008年5月25日更新】
ご愛読ありがとうございます。 2005年7月~ ケンブリッジMBA(経営学)留学、 2006年9月~ ヨーク大学MA in Politics(公共政策) と勉強してまいりましたが、2007年7月に帰国し、前職に就いております。 最新のブログは、 oldyorkerの終わりなき旅 http://oldyorker2007.blog119.fc2.com/ に引き継がれておりますが、イギリス絡みの話題は離れて、 書評・仕事・投資などの日記になっております。 ご関心があればご覧ください。 また、ご質問等がありましたら、 absolute_oldyorker(アットマーク)yahoo.co.jp までお寄せください。 oldyorker # by oldyorker | 2008-05-25 12:02
ひさびさの更新です。 2008年3月19日に行われたヨーク大学での卒業式に出席するために、 3月16~21日まで英国に行ってきました! ロンドン、ケンブリッジ、ヨークと思い出の地を回り、友達と会ったり懐かしい場所を訪問しました。 卒業式では、旧友とも再会し、お互いを祝福しあいました。 写真を幾つかアップデートしようと思っていたのですが、画像容量がオーバーしていて載せられません。 そういえば、帰国直前に行ったスイスの写真もかなりあるのですが、同じ理由で掲載できなかったことを今思い出しました。 困った・・・ 無事、帰国いたしました。 いやー 暑いですね、日本は! 早速今日からオシゴト開始です。 夏バテしないようにがんばっていこうと思います。 # by oldyorker | 2007-07-25 05:51
Let it be -ケンブリッジMBA日記- 時代から含めると2年間イギリスからブログを更新してきましたが、今日がイギリスからの最後の更新となります。 明朝、ロンドン・ヒースローから日本に飛び立ちます。 昨日は住み慣れたヨークの家を引き払い、大家さんと別れを惜しみました。 この大家さんはイギリス人の老夫婦なのですが、これぞ大家さんの理想、というほど家を愛していて、そして親切に接してくれました。 何か故障があるとすぐに飛んで来てくれたし、unfurnished(家具なし)の物件にもかかわらず、ソファや椅子を貸してくれたり。 最後には、「次回イギリスに来るときにはウチ(ヨーク郊外の大家さんの自宅)に泊まっていいよ。」とまで言ってくれました。 本当にこの大家さんのお陰でヨークでの生活は気持ちの良いものでした。 この大家さん・物件に出会えたのはラッキーとしかいいようがありません。 ヨークを引き払って電車で一路ロンドンに着くと、昨年ケンブリッジMBAで同級生だった台湾人のCと再会。 彼は今ロンドンの某コンサル会社で働いているのですが、夕食に、ホテル近く(Queensway)でとっても美味しい広東系中華をご馳走してくれました。 彼もヨークに泊まりに来たこともあるし、大好きな友達です。 今日はケンブリッジまで出掛け、HさんSさん夫妻の計らいで懐かしいメンバーと別れを惜しんできました。 多くの友達は2年間にケンブリッジ入りした直後に英語の準備コースで一緒だったアジア人。 ここでも気の知れた仲間と話に花を咲かせ、後ろ髪をひかれながら後にしました。 2年間で得たものは英語や専門知識とかいろいろありますが、実はそんなことは大した問題ではなくって、 一番大きかったのが、友達=人財との出会い、一期一会だったのだなぁとしみじみと思います。 もちろん、イギリスで出会った友達ばかりでなく、日本で支えてくれた家族や友達があってのこそ、乗り越えられた2年間だったと、今振り返って感謝の気持ちでいっぱいです。 多くの、そして予想以上の経験をもたらしてくれた英国には、 Good-byeではなく、See you againだと心に誓いながら、いったん筆を置きたいと思います。 ご愛読、ありがとうございました。 Oldyorker (Ukdiary) # by oldyorker | 2007-07-23 08:16
イギリス生活は残り3日となりました。 明日からロンドンへ移るので、ヨークとは今日でサヨナラです。 最後まで処分or発送できなかった荷物は近所のチャリティショップに寄付して、 家の中はスーツケース以外はほとんどからっぽ、もう出て行くばかりの状況です。 それにしてもチャリティショップに寄付するのって結構気持ちがいいものですね。 日本のリサイクルショップとやってることは同じなのですが、設立の理念はかなり 違う気がします。 さてさて、最後まで離れられなかった修士論文は、昨日提出を完了しました。 火曜日に指導教官と最後の面談をし、OKをもらい、水曜日に校正、 昨日校正&製本という段取りでした。 学部事務局の女性に確認したところ、私のコースでは第一号の提出だそうです。 そりゃそうですよね、本来の締切は9月下旬ですもの。 でも私は日本に帰ったら絶対に論文なんて書けない自信(?)があるので、帰国前に書き上げることにこだわりました。 内容に関しても、あまり妥協したつもりはないし、 作文技術についても、昨年ケンブリッジで書いた論文よりも格段に向上した気がします。 せっかくですので、Abstract(概要)と、ページ数などのデータだけ載せておきます。 文字数:16,412 (参考文献除くと14,708) ページ数:117 参考文献数:81 執筆期間:だいたい一ヶ月 Japan’s Government Debt and the Forces that Sustain it (Abstract) Japan’s government debt is at crisis point; in 2006 it represented 179% of Japan’s GDP, which is the world’s second largest, making the government debt by far the greatest among the OECD countries. Given that the impact of the default or other forms of crisis (e.g. hyperinflation) would be massive on the world economy, the debt has to be sustainable. While fiscal reform arguments are increasingly persuasive both in domestic and international matters, there is no sign of stopping the ballooning debt in the near future. This research identifies internal and external forces which sustain the accumulation of Japan’s government debt. The main findings of the paper are that in addition to the common arguments of ineffective Keynesian fiscal policy and decline of tax revenue after the bubble economy, (1) insufficient long-term fiscal management systems before the establishment of the CEFP (Council on Economic and Fiscal Policy) in 2001; (2) lack of appropriate fiscal consolidation target-setting until recently; and (3) lack of external pressures as fiscal discipline also greatly contributed to the accumulation of the debt. 人気blogランキングへ 早いもので、帰国日が残り10日を切ってきました。 昨日、この夏からサセックスに留学される友人が訪ねてきたので、クルマや電化製品など を引き渡しました。 充実したイギリスでの生活をお祈りして、お見送りしました。 不思議なもので、一緒に過ごしたモノたちが周りからなくなると、それが 「もう、帰るんだな」 という妙に現実な気持ちを起こさせます。 月曜日には日本へ発送する荷物が集荷されます。 (ペリカン便 - 日本通運さんにお世話になります。) 現在は荷物のパッキングと、修士論文の仕上げに取り組んでいます。 修士論文は、15,000 wordsを突破。 もはや文字数の問題ではなく、論旨の整合性や記述のばらつきなどを修正中です。 日本は台風が迫っているそうですね。 3連休なのに・・・(っというのを最近知った^^;) 人気blogランキングへ 今日はイベントのご案内です。 このイベントは、5年前から年に1回、よりよい政策作りを模索するために開催しているもので、 毎年、熱気あふれるディスカッションと熱いネットワークを構築できています。 私もイギリスにいる間を除けば毎年スタッフとして参加しています。 今年はその第六回に当たるもので、8月4日(土)、新宿住友ビル(東京)で開催いたします。 ぜひ、以下のご案内をご覧いただき、参加をお待ちしております。 私も帰国後早々スタッフとして参加いたしますので、本イベントでお会いいたしましょう! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆◇官民協働ネットワークCrossover21異業種ディスカッション大会◇◆ 開催のご案内 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 来る8月4日に、毎年恒例の異業種ディスカッション大会を開催します! ご承知の通り、Crossover21のディスカッション大会は、様々な文脈の中 で生きてきた"人財"たちが一堂に会し、この社会をどうしていきたいのか、 その中で自分はどうありたいのか、ともに考え語り合う場です。 暑い盛りの開催で恐縮ですが、例年以上に刺激的で意義深い大会 にすべく、スタッフ一同、気合を入れて準備に準備に臨んでいます。 皆様のご参加をお待ちしております! ※本メールはご自由に転送してください。 ※イベントの詳細は、下記と併せて添付ファイルをご覧ください。 ─────────────────────────── 【開催案内 ・ お申込み方法】 ─────────────────────────── ◆日 時: 平成19年8月4日(土) 13:00受付開始 13:30~ 第一部 ディスカッション大会 18:00~ 第二部 懇親会 ◆場 所: 新宿住友ビル 47階 スカイルームB (アクセス:http://www.ssbk.net/access.html) ◆主 催: 官民協働ネットワークCrossover21 ◆参加費: 第一部2000円、第二部3000円 ◆お申込み方法: 以下の事項をご記入の上、7月20日(金)までに、下記アドレスまで メールをご送信ください。 ① お名前(ふりがな) ② 所属 ③ メールアドレス 送信先アドレス: staff@crossover21.net ※数日以内にスタッフから確認メールが送られますので、ご案内 に従い、登録フォームに必要事項をご記入頂いた時点でお申込 み受付となります。 ◆お問合せ: staff@crossover21.net ─────────────────────────── 【第一部 ディスカッション大会について】 ─────────────────────────── Crossover21のディスカッションは、全ての参加者が主役です。 特別な専門知識や事前準備は必要ありません。「この社会をどうして いきたいのか」「その中で自分はどうありたいのか」など、常に当事者 として自らにひきつけ、本音の意見をぶつけて下さい! ◆形 式:環境、経済といった関心分野別に、少人数のグループ に分かれ、合計2ラウンドのグループ・ディスカッション にご参加いただきます。 ◆テーマ:今回の共通テーマは、"新時代の官民協働"です。 地球環境問題、少子高齢化問題、働き方の多様化、 教育問題・・・。現在、私たちは"官"主導の規制社会の 下では対処できない多くの課題に直面しています。 社会を構成する多様な"民"は、こうした課題にどう立ち 向かうのか、そこにおける"官"の新たな役割は何か・・・。 こうした大きな問題意識の下、"ディスカッション・リーダー" (下記参照)によって、グループごとのサブテーマが開催 前に提示されます。 【ディスカッション・リーダーの募集】 Crossover21では、グループのまとめ役となって議論をリード していただくディスカッション・リーダーを募集しています。 ディスカッション・リーダーには、私たちスタッフとともにグループ ごとのサブテーマを準備し、当日の進行を担当していただきます。 多様な人々に対し問題意識をぶつけてみたい方、私たちスタッフ とともにイベントを盛り上げてくれる方、ぜひご応募下さい(参加 お申込み後にスタッフからお送りするご案内に従ってお申し出 下さい)。 ─────────────────────────── 【第二部 懇親会について】 ─────────────────────────── Crossover21の魅力は、ディスカッションにとどまらない活発で 柔軟な交流にあります。毎回、第二部の懇親会(立食パーティ 形式)、さらにその後の二次会・三次会と翌朝まで続き、初対面 にもかかわらず、非常に多くの皆さんが楽しいひとときをともに 過ごされています。多様な人財が全国から集うCrossover21の 懇親会に、お時間の許す限りご参加下さい! 【参加者ブースの出展募集等】 第二部懇親会では、会場の一区間やテーブルを活用して、 参加者によるイベントの宣伝や人の募集にご活用いただけ ます。ご希望の方は、7月17日(火)までにスタッフまでご 連絡下さい。また、会場には、情報交換にご自由にご利用 いただけるインフォメーション・ボードを設置しております。 イベントの宣伝等をご希望の方は、当日、チラシなどをお持ち 下さい。 ※商業・政治・宗教目的での利用はお断りすることがございます。 官民協働ネットワークCrossover21スタッフ一同 お問合せ: staff@crossover21.net 公式サイト: http://crossover21.net 人気blogランキングへ ウィンブルドンも終わり、論文に集中する環境が整ってきました(なんのこっちゃ・・・)。 フェデラー五連覇、すごかったな~ テレビ観戦だけど ところで、最近ロンドン、グラスゴーなどでテロ(爆発物)が相次いでいるので、今後イギリス入りする方、在住の方は十分に注意なさってください。 先日私も国会見学でロンドンに行きましたが、St. James Parkの前を歩いていたら突然警察がやってきて、バッキンガム宮殿に向かう道路と、その付近を全面的に通行止めにしていきました。付近で働いている人にも避難命令を出していました(幸い、何事もなかったようで10分後、すぐに解除されましたが)。 ロンドンの大使館(正確には、総領事館)に在住登録をすると、登録したemailに以下のようなテロ情報も随時送られてきますので、在住者の方で登録されてない方は早めに登録されるとよいと思います。 (ちなみに今度の参院選の不在者投票もできるようですので、その意味でも登録するとよいですね) --- 英国のテロ脅威度の引き下げ(4日午後6時現在) 1.7月4日午後、英内務省は、6月30日に最高度のcritical(危機)に引き上げられていた英国の脅威度を上から2番目のsevere(深刻)に引き下げました。 2.英内相は声明の中で、今回の脅威度の引き下げは最新の関連情報を踏まえたものであるが、全般的なテロの脅威が去ったことを意味するものではなく、英国は依然深刻かつ現実的な脅威にさらされているとして、一般市民に対し引き続き警戒を呼びかけています。 3.同内相の声明にある通り、英国においては依然として今後もテロ事件が発生する可能性がありますので、引き続きテレビやラジオのニュース等で最新の情報を入手する等ご注意下さい。特にテロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう、テロの標的となる可能性がある場所にはできる限り近づかない、とりわけ空港や大勢の人が集まる場所では警戒する、周囲の状況に特段の注意を払うなど、安全確保に十分注意を払ってください。 ロンドン中心部での爆発物発見等:続報(29日午後10時30分現在) 6月29日午後8時45分、英警視庁クラーク副総監補による本日2回目の記者会見が行われ概要以下の発表がされました。 引き続きテレビやラジオのニュース等で最新の情報を入手する等ご注意願います。 1.29日午前2時30分頃、1台目の車両が発見されたヘイマーケットとトラファルガー・スクエアーの間にあるコックスファー通り(Cockspur Street)において、青色メルセデス280Eモデルが駐車違反で切符を切られ、同午前3時30分頃、パークレーンの地下駐車場にレッカー移動された。 2.同車両に対しては、英警視庁爆発物処理班による検証が実施され、1台目の車両と非常に似た物質、すなわちかなりの量の燃料、ガスボンベ、釘が発見された。爆発物については、既に安全に処理された。 3.2台の車両は明らかに関連がある(clearly linked)と考えられる。 4.2台目の車両爆弾が発見されたことは、ロンドン市民が警戒を怠ってはならないとの事実を更に強化するものである。 安全・テロ情報 ロンドン中心部での爆発物発見等:続報(29日午後6時現在) 1.29日、ロンドン市内中心部で爆発物が発見された事件等に関し、英政府当局による記者会見が行われ概要以下の発表がされました。 (1) 英警視庁クラーク副総監補(同日正午頃) (イ)6月29日午前1時頃、ロンドン消防庁の消防隊員がヘイマーケットにあるナイトクラブ「タイガー・タイガー」で病人の手当のために呼ばれた際、近くに停車中の銀色のメルセデスから煙が出ているのを発見し、警察を呼んだ。 (ロ)英警視庁の爆発物処理班が車内を検証したところ、ガスボンベ、複数の容器に入ったガソリン、多数の釘とともに起爆装置が発見されたが、同班員により手作業によって安全に処理された。 (ハ)CCTVカメラの分析等による捜査を行う予定である。現時点、被疑者について推測したり、同ナイトクラブがターゲットと断定するのは早計に過ぎる。 (ニ)多くの人が集まるエリアに車両が停車していたため、もし爆発していたら多数の死傷者が出ていたであろう。 (2) スミス内務大臣(同日午後1時30分頃) (イ)重要なのは、一般市民が常に警戒を怠らないことである。 (ロ)現在、警察が捜査を行っており、予断なく捜査を進めるための時間を警察に与えるべきである。 2.また、29日午後5時現在、当地BBCテレビに拠れば、不審車両が発見されたことによりロンドン中心部の通りであるパークレーン(ハイド・パーク東端側に位置する大通り)が封鎖された旨概要以下の通り報じております。なお、ロンドン中心部で発見された爆発物と本件不審車両との関連については現時点で特段の情報はありません。 (1)不審な車両があるとの情報で、パークレーンが約200メートルにわたり封鎖されており、車両が迂回させられている。 (2)また、警察は(パークレーンに隣接する)ハイドパークにいる人々に立ち退きを求めている。 (3)パークレーンの地下駐車場で不審な車両が発見されたことに関連しているとの情報がある。 (4)現時点、同車両に爆発物が積まれているのか否かは不明である。 3.(1)英国ではこれまでも、2005年7月7日にロンドンで地下鉄及びバスを標的とした爆弾テロ事件が発生し、多数の死傷者を出したほか、同月21日には地下鉄を標的とした爆弾テロ未遂事件が、また2006年8月には、航空機に対する爆弾テロを企てた容疑者が逮捕され、ロンドン・ヒースロー空港が一時閉鎖される事件が発生しております。 (2)英国内務省は、ロンドン中心部での爆発物発見や上記不審車両のテロとの関連、また、これら事件の詳細及び背景等は依然として不明としておりますが、現在のテロ危険度を引き続き「深刻(severe)」(上から2番目)としています。 (3)つきましては、当面の間、テレビやラジオのニュース等で最新の情報を入手する等、ご注意願います。 日本総領事館からのお知らせ 2007年6月29日 安全・テロ情報 ロンドン中心部での爆発物発見(29日午前11時現在):報道 当地報道によれば、29日午前2時ごろ、ロンドン中心部ピカデリーサーカス付近のヘイマーケット地区で、駐車中の車両から爆発物が発見されたとのことです。爆発物は、警察により安全化されましたが、同地区付近は、広範囲に渡り封鎖され、深刻な交通渋滞が予想されるとのことです。 本件に関し、29日午前11時現在、英側当局から正式な発表はなく、事件の詳細及び背景等は不明ですが、当面の間、テレビやラジオのニュース等で最新の情報を入手する等、ご注意願います。 人気blogランキングへ 懸案の修士論文は、約10,000/20,000 words、やっと半分まで到達です。 さて、先週ロンドンのwest minster(英国国会議事堂、ビッグベン隣接の建物)を見学に行きました。 これはYork大学のアレンジで実現したもので、クラスメイト数名と一緒にHouse of Commonds(下院/衆議院), House of Lords(上院/貴族院)の議場に入ることが出来ました。 一つ印象に残ったのは、上院、下院ともにとても「狭い」こと。 特にメインの議場となる下院は600名を超えるMP(国会議員)を抱えるとは思えないほど狭い。 これでは全員出席しないことを前提に作られているようです^^ だいたい、個別の座席は無く、並びのベンチがあるだけで、机もない。 資料なんかも置けない。 このような議場で熱い議論が行われているとは、何とも不思議な感じがしました。 説明によると、19世紀後半の火事で大部分が焼失したのちに、そのまま復元しようとの要望が強かったため、そのままの「狭さ」が実現したようです。 こういうところはいかにも英国らしいという気がします。 堂内には著名な首相の銅像が。 サッチャー元首相のものも女性のものとして唯一ありました。 これを設置する際、「鉄の女」と呼ばれた同首相からは、「鉄(iron)の像にしてよね」というリクエストがあったとか。 見学に行った日も、通常どおり国会日程は進行していたのですが、実際にセッションを行っている時間帯以外は、見学者に開放するという、非常にオープンな対応にも感心しました。 ところで、ロンドンはテロ(未遂)があり、セキュリティチェックが厳しかったです。 空港や美術館などの公共の場所では予想以上にチェックの時間をとられることがありますので、行かれる方はご注意ください。 人気blogランキングへ 最近は修士論文の執筆のために学校と家を往復する毎日です。 昨日は、テレビをつけっぱなしにして首相交代の様子を見ていました。 日本でも報道されていると思いますが、昨日は英国首相を10年務めたトニー・ブレアから ゴードン・ブラウン財務大臣への首相職の交代が行われました。 Number 10と言われる首相府から退出するブレアと、 その逆に財務省を出てバッキンガム宮殿でエリザベス女王に謁見した後Number 10に入ってきたブラウンと、その家族の様子がリアルタイムで報道されていました。 この辺のプロセスは日本の首相交代とあまり変わりません(首相官邸と皇居を行ったり来たりする様子)が、ちょっと違うのはNumber 10の前で家族そろって(子供も含めて)記念撮影などしているところ。 日本の場合はファーストレディたるご夫人が写真に写ることはありますが、子供まで含めて家族総出で写ってしまうことはほとんどありませんが、このへんは欧米の感覚では「家族一緒が当たり前」のようです。 ちなみに今回の交代劇は総選挙なしでのスムーズなもの。 日本と同じ議院内閣制の英国では、与党党首がそのまま国会内で信任を得れば首相となります。 ブラウン首相はブレア首相の下でこれも10年と長期に財務大臣を務めたので、基本的な政策変更はないはずですが、イラク政策の不人気さがブレア首相の「早期退陣」を招いたこともあって、イラクに関しては英国軍は早晩撤退しそうです。 その他、ブレアもブラウンもスコットランド出身ですので、独立の動きのあるスコットランド対応ではそれほど大きな違いはないものと思ってます。 高い声と抑揚の効いたスピーチをするブレアとは対照的に、ブラウンは大きな顔と低い(ドスの聞いた?)声が特徴です。 ちなみに、54歳とまだ若いブレアは(10年前の首相就任時はなんと44歳!)中東調停の国連・EU・米国・ロシアの4機関の特使に就任するそうです。 人気blogランキングへ 今回も天候に恵まれ、素晴らしい旅でした。 なんて美しい国なのでしょう、スイスは! また、お世話になったYさんご夫妻の優しさと愛情に触れた旅でもありました。 今回の旅程。 ・York から車でLivepool John Lennon International Airport(リバプールジョンレノン国際空港)へ(所要2時間) ・Easy Jetでスイス・Basel空港へ(所要2時間) ・Baselからバス+電車でLuzernへ(所要1時間半) ・LuzernからPilatus山へ(所要2時間) ・Luzernからビルゲンシュトックへ(所要2時間) ・LuzernからInterlakenを経てJungfrau(ユンフラウ)へ(所要5時間) とまあ、美しい景色を堪能できた旅でした! ところで、ブログの画像の容量を超過してしまったみたいで、 写真をアップできません。 困った。。 載せたい写真がいっぱいあるのに~^^; 人気blogランキングへ 今から行って参ります。 今回は、ケンブリッジで同級生だったYさん宅(ルツェルン)にお世話になります。 4~5日の予定で、10年前に行ったインターラーケンを再訪するのも楽しみです。 帰ってきたら修士論文が出来上がっているといいなー(そんなわけないか)。 人気blogランキングへ イギリスはここ2~3日は、これまでの快晴が嘘だったかのように、雨が降っています。 今日は、「really really wet」だそうです。確かに、大雨です。 肌寒いので薄手のセーターを着ています。 さて、修士論文の状況ですが、大体3~4割の完成度です。 文字数にして、6,000 words/20,000 words程度。 Chapter 1はほとんど終わりました。 Chapter 2は始めたばかり。 Chapter 3手付かず。 Chapter 4手付かず。 Chapter 3の構成がどうもピントがずれているような気がしてきたので、たぶん変更すると思います。 という感じです。来週指導教官と会って状況を報告しようと思います。 前も書きましたが修士論文のテーマは日本の国債問題です。 諸外国の例をあたっているのですが、 潜在的なEU加盟国は、ユーロ導入の際に財政的に厳しい条件があり、それが財政再建のインセンティブになったようです。 (条件は、単年度財政赤字でGDP比3%、トータルな国債残高でGDP比60%) 日本の国債残高はGDP比150%を超えているので、逆に言えばヨーロッパに位置していてもユーロ導入はできないということになります(なんか悲しい) ここまで借金が膨れ上がった理由の一つなのでしょう。 (以下、修士論文の構成を再掲) Japan’s Government Debt and the Forces that Sustain it. Introduction Chapter 1: Overview of fiscal reform debate (1) Definition (2) Japan’s government debt in comparison with OECD (3) Development of Japan’s fiscal policy (4) Fiscal reform debate Chapter 2: IFIs’ ideas and comparative studies (1) IFIs and their fiscal discipline (2) Government bond market (3) Comparative studies Chapter 3: An analysis of the forces that sustain Japan’s government debt (1) Wasteful resource allocation of LDP (2) Japan Post savings as a key JGBs holder (3) Logic of the Ministry of Finance Chapter 4: Conclusion 人気blogランキングへ ![]() スコットランド旅行中に、グレンフィディック(Glenfiddich)のウィスキー蒸留所(↑)を見学しました。 場所は、Aberdeenから車で2時間ほど行ったスペイサイド(Speyside, スペイ川流域)というエリアにあります。 お酒にあまり強くない私ですが、こうやってウィスキーのアロマたっぷり漂う蒸留所に行って見学し、試飲してしまうと、何となくウィスキーのファンになってしまいます。 ↓ウィスキー発酵中。 ![]() ↓発酵は、伝統的な木製のウォッシュバックという大きな樽の中で。 ![]() ↓発酵後は、銅製のスティル(蒸留器)に入れて蒸留。ここのスティルは100年前にグレンフィディックでデザインされたものをそのまま使っている。 ![]() グレンフィディックのウィスキーは、例えばアイラ島のラフロイグ (Laphroaig)のような消毒薬のような匂いと強烈な味ではないのですが、優しく、ソフトな味です。 スカイ島のウィスキーも道すがら買ってみたのですが、西の海に近い方に行くほど、個性的で強烈な味になっている気がします。 まぁでも私があれこれ言うより、ウィスキーと言えば、この本を真っ先に思い出します。 もし僕らのことばがウィスキーであったなら 村上 春樹 (著) 関係ないですが、村上春樹さんの小説には沢山「羊」関係の登場人物が出てきます。 イギリスは羊がいっぱいの国。どうも村上春樹さんとイギリスの縁は深いのではないかと勝手に想像しています。 人気blogランキングへ つい先ほど、7泊8日のスコットランドの旅からヨークに戻りました。 しばらくは、次の旅行まで修士論文に勤しむ予定です。 今回立ち寄った場所を列挙しておきます。 ![]() Keswick, Cockermouth (湖水地方、B&B、ストーンサークル) Glasgow (デザイナーのチャールズ・マッキントッシュ名所巡り) Edinburgh (エディンバラ城) ![]() Aberdeen (海洋博物館) Inverurie (Loanheadストーンサークル) Dufftown (グレンフィディック蒸留所) Findhorn (=フィンドホーン、スピリチュアルなコミュニティ) Cawdor (コーダー城=マクベスの舞台) ![]() Inverness (Loch Ness=ネス湖周遊、アーカート城) Isle of Skye (スカイ島内ドライブ) Fort William (英国最高峰Ben Nevisをゴンドラで) 人気blogランキングへ ネス湖をさらに西へ走ると、魅惑の島、スカイ島にたどりつく。 車で行ける範囲ではスコットランド最西端の島。 ![]() ![]() ![]() ![]() 複雑に入り組んだフィヨルドに囲まれた島で、日常語はゲール語を使用しています。 このため、島内はゲール語、英語の2つを併記しています。 スカイ島の属する「ハイランド=highlands」は、無数の湖と山岳地帯が続き、荒々しい自然の美しさを見せてくれます。 グラスゴーやエディンバラなどの大都市が属するlowlandsもスコットランドの魅力ですが、私はハイランドのこの雄大な自然に憧れてしまいます。(ちなみに、lowlandsという言い方はhighlandsに対する呼称ですが、highlandsほどは使われません。) ![]() ↑島内は「ヒツジ優先」ですので、車はスピード緩めでお願いします^^ ![]() ↑Loch Duich(デューイッヒ湖)近くにあるエラン・ドラン城(Eilean Donan Castle). スコットランドには無数の古城が見られます。 マドンナがスコットランドのお城で結婚式を挙げた(と最近知った)ように、情緒溢れるお城が多いです。 そのため、古城めぐりをするというのが、スコットランドではウィスキー蒸留所めぐり(一つ行きました)と同様な楽しみになっています。 人気blogランキングへ スコットランド旅行はAberdeenからFindhornと回り、今日はInvernessからネス湖を周遊。 ネス湖はInvernessから南西に約40km伸びた細長い湖。 左手に湖を見ながら、ドライブしていきました。 ![]() ↑は、Urquhart Castle(アーカート城)から見たネス湖。 この城は1230年の築城で、1296年にエドワード1世率いるイングランド軍に包囲されて破壊された。 ・・・という歴史をお城のビジターセンター内の映画館で上映していた。 (やっぱりScottishはEnglishを憎んでいる!?) ![]() ↑、これもアーカート城。青いスコットランド国旗が風になびいています。 ![]() アーカート城より少し北のDrumnadrochitという村が、ネス湖観光の拠点で、Loch Ness 2000, The original Loch Ness Monster Visitor Centreなどがあります。 みんなネッシー好きなんですね~ というのに少々オドロキました。 大型バスでネス湖観光に来ているグループが結構いました。 人気blogランキングへ グラスゴー→エディンバラと移動し、今日はアバディーンからの更新。 スコットランドへ来てまずびっくりしたのが、「独自の通貨を持っている」ということでした。 そういえば以前友人から聞いたことはありましたが、すっかり忘れていました。 グラスゴーでイングランドの£20紙幣を渡したときに£10のスコットランド紙幣がお釣りで帰ってきたのにまずびっくり。 (もっとも、通貨価値は同じなので、イングランド£1=スコットランド£1) しかも、その£10紙幣が何種類か存在していることがわかってさらにびっくり。 好奇心をそそられ、調子にのってわざわざイングランドの£20を出して買い物をし、スコットランドの£10紙幣を収集してしまいました^^; 先ほどからネットでいろいろ調べてみるうちに、次のようなことがわかりました。 1.スコットランド紙幣の発行主体は(1) Bank of Scotland(スコットランド銀行), (2) Royal Bank of Scotland(王立スコットランド銀行), (3) Strathclyde Bank(スライスデール銀行)の3つ。 2.これら発行主体は全て民間銀行である(中央銀行ではない!)。 3.発行主体が3つあるので、スコットランド紙幣の種類は、イギリス(イングランド)紙幣に比べて、単純計算で3倍存在する。(実際には、イギリス=6種類、スコットランド=19種類) 紙幣の写真を載せようと思いましたが、お金の写真を撮るのは気がひけるので、 以下のサイトをご覧ください。 まずはイギリスの紙幣。 http://members2.jcom.home.ne.jp/doranekokazu/greatbritain/greatbritain.html 続いて、スコットランドの紙幣。 http://members2.jcom.home.ne.jp/doranekokazu/scotland/scotland.html そもそもはスコットランドは現在こそ「グレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国」(これイギリスの正式名称ね)の一部ではありますが、1707年までは独立国でした。 スコットランド人が今でもイングランドに対して敵意をもっているかどうかは定かではありませんが、スコットランドの歴史はイングランドとの争いの歴史のようです。 ブレア首相がエディンバラ出身のScottishということもあり、1999年にスコットランド議会が約300年ぶりに復活しましたが、これをもってしても十分でないのか、同議会ではスコットランドの分離独立を主張するスコットランド民族党(SNP=Scottish National Party)が先月の選挙で第一党の座を獲得しました。 スコットランドはイングランドに併合後は地位の低下に甘んじてきましたが、北海油田の発見が契機となり、資源ナショナリズム的考えより独立の動きが活発化したようです。 (もちろん、スコットランドが本当に独立するかどうかは現時点で確かではない。) 今日アバディーン(Aberdeen)の海洋博物館に行きましたが、北海油田関連の展示が沢山ありました。 以前石油に関係する仕事をしていたので、ついつい見入ってしまいました^^ アバディーンは1970年代の北海油田発見後、拠点となって発展した港湾都市なのです。 ・・・話がどんどんそれていってしまいました。。 ちなみに、今月末より首相となる(ことが確実な)ゴードン・ブラウン財務大臣もグラスゴー出身のScottishです。 人気blogランキングへ スコットランド・グラスゴーのホテルから更新。 ヨークからスコットランドへ車で行くには、北西の湖水地方を経由してM4(高速道路)を北上し、 グラスゴーへ入って後にエディンバラへ抜けるのが早い。(鉄道路だと、逆にエディンバラから入るのが早いです。) というわけで昨日は湖水地方北部のCockermouthのB&Bへ宿泊。 Cockermouthのワーズワース・ハウスには以前行ったことがあるので、今回は KeswickからHonister Passと呼ばれる狭い田舎道を通って、大きく迂回しながらCockermouthに入りました。 この田舎道は、立ち止まって写真を取りたくなるような景色の連続で、素晴らしいの一言に尽きます。 湖水地方はもう3度目になるのですが、何度来ても飽きないところです。 ![]() ↑の写真は、途中に出会ったButtermere湖。神秘的な深い色をたたえています。 人気blogランキングへ 駆け込みアップ第三弾。 南部イングランドから北上してヨークに戻る途中、オックスフォードへ。 ただ、大学には用はないので(笑)、(てか前に行ったことある) 素通りして近郊のWoodstockにある第二次大戦時の名宰相ウィンストン・チャーチルの生家へ。 というか、これって御殿じゃない?? そうなんです。 ブレナム宮殿となっていることからもわかるように、これは同家の公爵ジョン・チャーチルが1704年にフランス軍をドイツで破った功労を称えてアン王女から贈られたもの。 以来チャーチル家の居城となっています。現在は世界遺産に指定。 ウィンストン・チャーチルは名家の出だってわけですね。 ![]() ↓庭もメチャメチャ広い。かくれんぼしたら絶対見つからない(しないって)。 ![]() ![]() 人気blogランキングへ 駆け込みアップ第二弾は、Canterbury大聖堂。 英国国教会の総本山だけあって、やっぱり存在感が違う。 ヨークに愛着のある私としては、ついついヨーク大聖堂と比べてしまいます。 大きさ・外観はさほど違いはないものの、内部のステンドグラスや装飾品の類の充実度は格段の違いです。 あと、観光客もものすごく多い。ツアー団体が一日に何個も来ているようです。 このような壮大・華麗な建築物を見ると、キリスト教がいかに力を持っていたか、見せつけられます。 以下、写真。 ![]() ![]() ![]() ![]() 人気blogランキングへ 今日から一週間ほど、スコットランド旅行へ行ってきます。 こないだ行った南部イングランドの写真のアップがまだじゃないか! という自分の中の心の声が聞こえるので、以下行く前に駆け込みアップ。 まずはストーンサークルシリーズ。 ![]() ![]() ↑Land's End近くのBoskenna Farm Houseという農家に泊まっていたときに訪れた、 The Merry Maidensというストーンサークルと、Tregiggian Berial Chamberという石の建造物。 ちなみにBoskenna Farm House(農家版のB&B)は超オススメ。 女主人のJulianさんはすごく親切で明るい人。農家なのでジャムなども手作り。 http://www.cornwall-online.co.uk/boskenna/ Plymouthから西へ30分ほど車で行ったところにある、Liskeard. Bodmin Moor(荒野)の入口あたりに、ストーンサークルの三部作が並んでいる。 ![]() ![]() ↑The Hurlers Stone Circle. 折しも濃霧が出てきて幻想的な雰囲気に。 ↓民家の近くにひっそりとたたずむ、Trethevy Quoit。 これはかなりスゴイです。塗り壁(ゲゲゲの鬼太郎の)が今にも崩れ落ちそうなのに、 ぴったりと屋根の位置にはまっています。 ![]() ![]() ↑三部作最後は、King Doniert's Stone. ↓これを観察していたら、、、 ![]() ![]() ![]() 牛がいっぱい集まってきた! よっぽどヒトが珍しいのか、私を仲間と思っているのか・・・・ でも、ちょっと嬉しかった(笑) ごめんね、でもエサは持ってないのだよ。。 今回ご紹介したストーンサークルは、観光名所としてはマイナーなので、 ほとんど知らないと思います。(知ってたらスゴイ!) 私が持ってる車用の地図(まっぷる)には、遺跡やストーンサークルの記載があるので、 旅の途中に立ち寄るのが楽しみです。 ちなみに、The Hurlers Stone Circleでオランダ人のカップルと会ったのですが、 Land's End近くのFish&Chipsのレストランで偶然再会し、少し話しました。 ストーンサークル好きの「同志」らしいです^^ 人気blogランキングへ Sissinghurst Castle Garden.(シシングハースト城ガーデン)。 カンタベリーから車で西へ約1時間、ライ(Rye)から北西へ約1時間のところにあります。 貴族で詩人だったウェスト女史が夫とともに半世紀かけて植栽して作り上げた庭園。 「英国で最も美しい庭」と賞賛されるガーデナー憧れの聖地だそうです。 これもナショナルトラスト。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 人気blogランキングへ
ケンブリッジ卒業式の様子。
我がSt. Edmund's Collegeは Hughes Hall College, Lucy Cavendish College と共に最後のグループとあって、午後4時にようやく出陣。 午前中に卒業式を終えてしまうカレッジもあります。 まずは4時にSt. Edmund's Collegeにその日卒業する卒業生とそのゲスト(家族)が集まり、 Afternoon tea. フォーマルホールにてサンドイッチ、サラダ、ケーキ、お茶などをいただきます。 とてもリラックスした雰囲気で、空いた時間にビリヤードなんかやってても全然OKです。 ![]() ↑写真は同じSt. Edmund's Collegeのシンガポール人MBAとのツーショット。(左側が私) それが終わって5時半になると、St. Edmund's 内にあるチャペルにて、卒業式のリハーサル。 服装チェックやするべきことを教えてもらいます。 このとき一番重要なのが「並び順」。 Ph.D (博士号) - フードの色:赤 MA (Master of Arts) - フードの色:白 MPhil (Master of Philosophy) - フードの色:青 MBA (Master of Business Administration) - フードの色:緑 最高位のPh.D(博士号)を筆頭に、修士号の中でも序列があり、MA, MPhilと来て最後にMBAの出番です。 MBAの中ではアルファベット順で、私は3人中2番目でした。 カレッジ毎にこの隊列を組んでSenate Houseでの式に臨むので、この並び順は必ず間違えないようにします。 ひとしきりリハーサルが終わると、卒業生とゲストはそのまま歩いてKing's College横にあるSenate Houseに向かいます。 歩いて15分程度の距離です。天気が良くてラッキーでした。雨だったらガウンがびしょぬれですからね。 この時点で6時50分。日暮れは遅いのでまだ全然外は明るいです。 ![]() ↑写真は緑色のフードが私。青色のフードはMPhilの卒業生。 隊列は組んだまま、ぞろぞろとガウン姿の卒業生が街の中心部に向かうので、観光客からは奇異の目で見られたり写真を撮られたりします。 気分的には動物園から逃げ出した動物のような感じ(?)。 さて、Senate Houseに到着すると、やはり歩いて到着したHughes Hall College, Lucy Cavendish Collegeの一団と合流します。 その中にMBAのクラスメイトを見つけて挨拶。 Hughes Hallは大所帯でMBAだけでも10人以上。 Lucy Cavendishは女性のみのカレッジで、MBAはたった一人。 いよいよSenate Houseでの卒業式。 St. Edmund's の番になると、Ph.Dの卒業生から順に一人ずつ名前を呼ばれて前に進みます。 Collegeの代表者が名前を呼び、Vice-Marshal(ケンブリッジ大学側代表者)であるMr. Neil Hudsonに向かいラテン語で、 ...I present to you this man whom I know to be suitable as much by character as by leaning to preceed to the degree of Master of Business Administration; for which I pledge my faith to you and to the whole University. ここでは英語で意味を表記しましたが、 ・・この男はその「性格」と成績によりMBAの学位にふさわしいものであるものと認め、それを心から大学に宣言します。 のような意味です。 ここで注目すべきは成績だけでなく、character(性格・人格)に対して学位を授与するというところ。 学位に相応しい人格、徳を備えていると宣言されます。 当然ですが現在では「性格」的なものは学位授与基準にはありません。 (MBAは入学前に面接試験があるのでそこで「性格」を見ていると言えなくもないですが、、) きっと全寮制時代の全人教育の名残なのでしょう。 さて、いよいよVice-Marshalとの対面です。 壇上・・・というか壇はないのですが前に進み出て、Vice-Marshalの前に置いてある座布団(とは言わないでしょうが。。)の前にひざまずきます。 そして、Vice-Marshalの目を見て合掌します。 Vice-Marshalは合掌した私の手を包み、ラテン語で何やらつぶやきます。 意味は By the authority committed to me I admit you to the degree of Master of Business Administration, in the name of the Father and of the Son and of the Holy Spirit. (神の名において、また大学を代表し、あなたにMBAの学位を授ける) です。 さて、私はこのとき「ありがとうございます」などと言いたい気分になりますが、ルール上は何も言ってはいけません。 まぁラテン語で何かしゃべれと言われても困りますが(笑) そのままVice-Marshalのつぶやきが終わると、立ち上がって二歩下がって軽く敬礼し、右の方に退室します。 ちなみにこのとき公式のカメラが撮影している方向は右上です。(リハーサルで教えてもらった^^) ゲストはSenate Houseに入室できるので一部始終を見学できますが、写真撮影は禁止です。 Vice-Marshalからは「つぶやき」以外は何ももらえません。 (たまに証書をもらえるまで動かない卒業生がいて、目で早く行けと合図されるとか^^;) 退室する間際に、「卒業証書」を係員からもらえます。 これで「式」は終わり。時刻は8時過ぎ。 Senate houseの庭で、他のクラスメイトと抱き合ったり記念撮影をしたりします。 その後は学部(Judge Business School)の仕切りで、MBAのみの写真撮影を行い、 続いてSt. Catherine Collegeでのフォーマルディナーに臨みました。 ![]() ↑写真は式が終わってSenate HouseからJudge Business Schoolに向かう途中。(左側が私。) 虹が卒業を祝福してくれました! ケンブリッジでは苦労しただけあって、卒業式では少しじーんと来ました。 卒業式前日のパブナイトも併せ旧友とも再会し、楽しいひとときを過ごしました。 やはりケンブリッジは特別な場所。 小さな街でも、一生忘れることのない思い出の詰まった場所です。 人気blogランキングへ ![]() ペンザンスから東へ約5キロ、Marazionの300m沖合いに浮かぶ小さな島がSt. Michael's Mount. フランスのモンサンミッシェルを知っている人はそのイギリス版と考えたらわかりやすい。 (まぁ私も行ったことは無いのだけれど^^) もともとは小さなベネディクト修道院として建設されたが、後に城(要塞)として使われるようになった。 17世紀後半以降はセント・オーバン卿(Sir St Aubyn)が住居として所有し、ナショナル・トラストに1964年に譲り渡すまで同家が所有していました。 今はナショナル・トラストの所有なので、年間メンバーシップを持っている私などは、無料で見学できるという恩恵を受けています。 ![]() 前日に泊まったファームハウスのご主人が、明日の干潮は12時半ごろだと教えてくれたので、 その時間に到着したところ、歩いて渡ることができました! 上の写真はSt. Michael's Mount側からMarazionを見てます。海の中に「歩道」が見えると思います。 下の写真だと歩道を歩いて渡っているのが見えますね。 ![]() 不思議なもので、2時間もすれば潮が満ちてきて、この歩道はなくなってしまいます。 なので、帰りはボートで帰りました。 ![]() ちょうどSt. Michael's Mountに行った日は天気がとても良く、海の色もひときわ目立ちます。 ![]() で、(やっぱり)食べものの話題なのですが(笑)。 ![]() St. Michael's Mount島の中にあるSail Loft Cafeで注文したCrab Salad(カニサラダ). 結構なボリュームで美味しかった~。 右下に移っているのは「かにみそ」なのですが、パンにつけて食べると意外にイケます。 人気blogランキングへ ![]() ケンブリッジ卒業式+イギリス南部への旅から、住み慣れたヨークに戻りました。 今回はB&B (Bed and Breakfast) か farm house (農家のB&B)などに泊まりながら、 車で1,200マイル以上走破しました。 イギリスの高速道路は無料でいいですねー。(その代わりガソリンが高いのですが) 天候にも恵まれました。(写真はSt. Michaelから撮った空。←わかんないと思いますが) と言っても通り雨、夕立は日常茶飯事なので、イギリスでの旅はレインコート持参をオススメしますけど(笑) ![]() 写真がたまっていますので、後日アップしようと思いますが、とりあえず行った場所だけ書いておきます。 Cambridge (卒業式) London (Red House=ウィリアム・モリスのアトリエ) Canterbery (カンタベリー大聖堂) Sissinghurst (Castle Garden) Rye (街を散策) Eastbourne (Seven Sisters=白亜の断崖) Bournemouth Exeter Liskeard (ストーンサークル) Penzance - Marazion (St.Michael's Mount=小さな島に浮かぶ城) Boskenna (ストーンサークル&ファームハウス滞在) St.Levan (Minac Open Air Theatre=石造りの野外劇場) Land's End (イングランド最西端) St. Ives (Berbara Hepworth博物館&彫刻庭園) Oxford - Woodstock (Blenheim Palace=ブレナム宮殿、ウィンストン・チャーチルの生家) Faringdon (Kemscott Manor=ウィリアム・モリスの別荘) 人気blogランキングへ 5月12日、ケンブリッジでの卒業式を終え、晴れて卒業生となることができました。 翌日から、そのまま南部イングランドへの旅に出ました。 Canterbury - Rye - Sevensisters (East Bourne) - Bournemouth と回ってきて、現在Bournemouthのホテルにて更新。(ようやくネット接続できました) この後、 Penzance - St. Michael - St. Ivis - Landsend - Stratford-upon-avon と回ってヨークまで帰ろうと思います。 ![]() ・・・というわけで、「羊をめぐる冒険」(村上春樹?)はまだ続きます。。 人気blogランキングへ 二泊三日でpeak district 地方と 陶器の街として有名なstoke-on-trent に出かけてきました。 何はともあれ、写真をご紹介。 ![]() この時期、何が癒されるって、羊の子どもが沢山見られることです。 かわいくて、つい立ち止まって見とれてしまいます。 そういえば、ヨーク大学の鴨も今は子どもを連れて歩いています。 ![]() ![]() ![]() 目の前の牛に触らぬようにそーっと歩いて森の中に向かうと、 ![]() ![]() 突然現れるストーンサークル! ![]() 言い伝えでは、9人の女性が石に転じたとのこと。 この地では宗教的儀式や踊り、食事などが行われた、などと書いてあります。 といっても、イギリス人はこういう言い伝えをあまり科学的に分析したりせずに、 「そのままそ~っと大事に置いておく」 というのが好きな人たちなのだなぁと思います。 ネス湖のネッシーとか魔女伝説とかが典型なのですが、あまり真偽のほどを突き止めるというより、 そのミステリーさをそのまま楽しむ、という民族のようです。 まぁ私も誰もいないようなこんな辺鄙なところに行くとはよっぽどの物好きですけど(笑) このサークルもその起源や用途はかなり曖昧ですが、保存状態はかなり良いです。 ストーンサークルはイギリス各地にあります。(その最大のものは、ソールズベリーのstone henge.) どれもそれぞれちょっとずつ違い、味があっていいです。 この Nine Ladies は、ちょっと優しい感じがしました。写真の収まりも良かったし。 来週イングランド南部を旅する予定ですが、さらにstone circle探索を続ける予定です^^ 人気blogランキングへ
懲りずにベルギー旅行の写真をアップ。
![]() アントワープ駅。 立派なたたずまいです。ブリュッセルの駅よりよほど風格があります。 世界のダイヤモンドの75%のカット・研磨がされている地とのことで、この駅の近くにあるダイヤモンド博物館にも行きました。 ![]() ブルージュ。またはブリュッヘ。 ここはかなり癒されました。都会のブリュッセルに比べて緑がいっぱいののんびりした街。 散歩に最適です。 ![]() この写真もブルージュの駅前にて。 オランダに近くなってくるとチューリップが目立つようになってくる(?) ベルギー、ブリュッセルだけでなく地方都市もなかなか味わいがありました。 また行きたいな。 修士論文のテーマのご報告です。 「日本国債務とそれを持続させる要因」としました。 (原題:Japan's government debt and the forces which sustain it.) 2月くらいから指導教官と相談しながらテーマを絞りました。 英国の政策決定過程も心ひかれるものがありましたが、最終的には現在の私の関心事項に 沿ってテーマを決めました。 イギリスに来ていろいろ調べているうちに財政破綻の問題がかなり気になってきました。 現在の日本の政府債務は、対GDP比で177%。 文句なしでOECD国中最悪の数字。 しかも、2015年まで債務は増え続けると予想されています。 今の(対ユーロ、豪ドル、ポンドなど。ドル円除く。)超円安は、実は財政破綻を市場が織り込んでいるのではないかと思ったりもします。 この問題の究極の背景には少子高齢化問題がありますが、郵政民営化も非常に心配です。 日本固有の政治的・行政的要因に分析の焦点を当てますが、 一方で、IFIs(=International Financial Institutions, 世銀やIMFなど)の財政規律や、 グローバリゼーション下での債券市場動向、イタリアや諸外国における財政悪化ケース分析なども扱う予定です。 文字数は20,000 words。これはCambridge MBAでの修士論文の約2倍の文字数。 ページ数にして、150~200ページとなるでしょう。 指導教官は、グローバリゼーションの授業で定評のあったB教授。 希望が通ってB教授の指導が受けられることになりました。 (私はいつも運が良く、これぞという指導教官に見てもらえます。ケンブリッジのときも希望どおりでした。) ちょうど明日、修士論文ワークショップの授業でこのプランをクラスメイトの前で発表します。 (持ち回りで、トップバッターになりました。) 以下、論文の構成。 Japan’s Government Debt and the Forces that Sustain it. Introduction Chapter 1: Overview of fiscal reform debate (1) Definition (2) Japan’s government debt in comparison with OECD (3) Development of Japan’s fiscal policy (4) Fiscal reform debate Chapter 2: IFIs’ ideas and comparative studies (1) IFIs and their fiscal discipline (2) Government bond market (3) Comparative studies Chapter 3: An analysis of the forces that sustain Japan’s government debt (1) Wasteful resource allocation of LDP (2) Japan Post savings as a key JGBs holder (3) Logic of the Ministry of Finance Chapter 4: Conclusion 人気blogランキングへ
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